海外日本人選手　最新ニュース

【写真：Getty Images】

古橋の移籍反対？

　セルティックに所属するサッカー日本代表FW古橋亨梧には、MLS（メジャーリーグサッカー）やフランスリーグのクラブが獲得に関心を示しているとの噂が持ち上がっている。セルティック専門メディア『THE CELTIC STAR』は古橋の移籍に反対し、チームにおける重要性を強調していた。

　セルティックで活躍する古橋には、MLSのアトランタ・ユナイテッド、そしてフランス・リーグアンのレンヌなどが関心を示していると現地が報じていた。こういった古橋の今冬移籍市場における移籍の噂について、「レンヌに移籍させるのはセルティックにとって狂気の沙汰だ」と述べた上で、次のように論じている。

「冬に古橋を放出することを考えるだけでも狂気の沙汰だと言えるだろう。確かに彼は今季、全力でプレーしているわけではないかもしれない。しかし、それでもセンターフォワードのポジションでは主力選手であり、放出するのであれば同等かそれ以上のクオリティを持つ選手と入れ替える必要がある」と伝えた。

　また、「彼のような質の高い選手がいれば、試合はずっと楽になる。特にアダム・イダが12試合連続でゴールを決められていない状況ではなおさらだ」と、チームに所属する他のセンターフォワードと比較していた。古橋は今季リーグ戦22試合に出場して10ゴール、これはスコットランドリーグ得点ランキングトップの数字だ。一方のイダは20試合で5ゴールと、古橋の約半分の数字となっている。

　こういった数字を踏まえて、「チャンピオンズリーグで勝ちあがる可能性もあり、欧州で名を上げるなら古橋のような優秀な選手を獲得することが必要だ」と、後釜が確保できない限り、トップスコアラーの古橋を手放すべきではないと強調していた。