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「馬鹿げている」「そんなことはさせない」マンUの生え抜き選手売却報道にハーグリーブス氏が苦言。

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハーグリーブス
【写真:Getty Images】

ハーグリーブス氏が古巣を語る

 元イングランド代表MFで現役時代にはバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたオーウェン・ハーグリーブス氏が、古巣ユナイテッドの生え抜き選手の売却報道に言及した。イギリスメディア『METRO』が、現地時間17日に報じている。

 

 ユナイテッドのアカデミー育ちで、15/16シーズンにトップチームデビューを飾って以降、公式戦通算426試合に出場しているFWマーカス・ラッシュフォード。ルベン・アモリム監督が就任すると、直近の公式戦6試合出場なしで今冬の移籍が現実味を帯びている。また、PSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)の遵守のため、同じくアカデミー育ちで10代の頃から活躍しているMFコビー・メイヌーとFWアレハンドロ・ガルナチョにも退団の可能性が浮上しており、去就に注目が集まっている。

 このような報道がある中で、現在43歳のハーグリーブス氏はユナイテッドの現状について「多くの面でまだ改善の余地があると思う。ゴールキーパーは揃っているし、守備陣も悪くないが、中盤の強化が必要で、ストライカーの位置も改善する必要がある。しかし、マーカス・ラッシュフォードを失うことは明らかに大きな打撃となるだろうし、ガルナチョが退団する可能性もあるみたいだから、かなり心配しているよ」とコメントした。

 さらに、もし自身がクラブの責任者だったらどうするかと問われると「誰も去りはしない。ラッシュフォードもメイヌーもガルナチョも…誰も去らない。彼らは最高の選手たちだし、彼らを中心にチームを構築するだろう」と自身の意見を述べた。

 続けて「これらの選手をレンタル移籍させ、給料の半分を支払うというのは狂気の沙汰だ。馬鹿げている、私ならそんなことはさせない」と話し、「ハリー・マグワイアが数年前にどんな状態だったかを考えればわかるが、彼は今、新しい契約を結んでいる。サッカーは変化が早く、最も才能のある選手をチームに残しておきたい。ガルナチョ、メイヌー、マーカスは間違いなくそのグループの一員であり、彼らがうまくやれば明るい未来が待っていると思う」と古巣に対し、持論を展開している。

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【了】

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