マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

【写真：Getty Images】

トッテナムがガルナチョ獲得か！？

　トッテナムは、今冬マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWアレハンドロ・ガルナチョの獲得に動く可能性があるようだ。ユナイテッドの未来を背負う20歳のアルゼンチン代表は、果たしてどのような決断を下すのか。現地時間15日、イギリスメディア『FootballTransfers』が報じた。

　同メディアは、「トッテナムは、ガルナチョの獲得について具体的な問い合わせを行った。情報筋によると、同クラブは6000万ポンド（約114億円）前後の入札を検討中で、ユナイテッドの意向を試す可能性があるようだ。これは、ユナイテッドに若きウイングの売却を決意させるのに十分な金額かもしれない」と、超有望株の移籍の現実的な可能性を報じている。

　この移籍は、両クラブにとってある種のメリットがあるようだ。同メディアによると、「まずユナイテッド側としては、アトレティコ・マドリードの下部組織からわずか46.5万ユーロ（約7400万円）で獲得した生え抜き選手であるガルナチョを高額で売却することにより、驚異的な利益を得られることになる。このような思わぬ幸運は、補強が急務となっているユナイテッドにとって、他のウィークポイントを強化するために必要な資金を調達できる可能性がある」と、FWマーカス・ラッシュフォードの移籍話と同様に下部組織出身の選手を売却する利点があるようだ。

　そして、「トッテナムにとってガルナチョは、チームの精神的支柱である現エースのFWソン・フンミンの後継者として、長期的な活躍を期待できる選手である。左ウイングを主戦場としながら前線のどこでもプレーすることができる点も、トッテナムの将来構想に完璧に一致する特徴だ」と、ソンとの類似性及び若さがトッテナム側から魅力的に受け止められていることを伝えている。果たして今冬の移籍は実現するのだろうか。