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【写真:Getty Images】
遠藤航におすすめのクラブは?
プレミアリーグ・リバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航は、今冬に移籍する可能性が浮上している。複数の移籍先候補が浮上している中で、リバプールOBのディートマー・ハマン氏はスコットランド1部のセルティックを勧めていた。セルティック専門メディア『CELTS ARE HERE』が報じている。
今季なかなか出場機会を得ることができていない遠藤。出場機会が制限されていることもあり移籍の噂も絶えず、フラムやイプスウィッチ・タウン、ACミラン、そしてセルティックなどが関心を示していると報じられていた。
そんな中で、リバプールOBのディートマー・ハマン氏は英メディア『ベスト・オフ・ショア・スポーツブック』のインタビューで遠藤について聞かれると、「遠藤はとても賢い選手だと思う。前線の選手たちに頼られる良いチームでこそ、最高のパフォーマンスを発揮できると思う」と、評価していた。
そしてフラムかセルティック、フィットする可能性が高いのはどちらか聞かれると、「その点では、セルティックは当然フラムよりも優勢だ。彼にとってはセルティックの方が良い選択肢になると思う」と述べた上で、「もっとも、リバプールのチームは機能しており、私は彼がクラブに留まってくれることを望んでいる。多くのチームが彼に興味を持っていると思うし、何が起ころうとも彼の幸運を祈っている」と、セルティックを勧めつつも、クラブに残留することを望んでいるとコメントしている。
この報道を受けて『CELTS ARE HERE』は、「ハマン氏がセルティックを支持していることは興味深い。しかし、セルティックへの移籍はありそうにない。遠藤の移籍金は1000万ポンド(19億円)程度と報じられており、プレミアリーグの給与と相まって、チームにとって障害となる可能性が高い」と、金銭面が移籍の壁になる可能性が高いと指摘していた。
そして、「遠藤がリバプールを離れる決断をした場合、プレミアリーグの地位と財政力を持つフラムの方が現実的な選択肢となるだろう。しかし、ハマンが示唆するように、もし何らかの形で契約が成立すれば、セルティックのプレースタイルの方が遠藤にとって活躍のチャンスとなるかもしれない」と、移籍が実現した場合に遠藤が活躍する可能性は高いと言及している。
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