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<速報>前橋育英がPK戦の末に流経大柏を下して優勝! 7大会ぶり2度目の日本一【全国高校サッカー選手権】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

前橋育英が7大会ぶり2度目の日本一

 2024年度第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝、前橋育英対流経大柏が13日に国立競技場で行われた。試合は両チーム一歩も引かず、1-1で延長戦に突入するも、決着がつかずPK戦へ。前橋育英がPK戦を制して勝利となり、7大会ぶり2度目の全国制覇を決めた。

 

 両者ともに高校サッカー最高峰であるプレミアリーグのESATに所属しており、今季は1勝1敗と互角で迎える一戦。2017年度の大会では、前橋育英が決勝戦で流経大柏に勝利し、初優勝となった。両者は2回目の優勝をかけて決勝で再び激突することとなった。

 試合は12分に動く。流経大柏が前線でプレスをかけてボールを奪いに行き、こぼれ球に反応した亀田歩夢がドリブルでペナルティエリア内に侵入してからシュートを放つと、ボールはゴール左に吸い込まれた。カターレ富山に内定の亀田のゴールで流経大柏が先制となった。

 31分、前橋育英の黒沢佑晟が右サイドで圧巻の技術でターンしてからクロスボールを上げると、柴野快仁がヘディングシュートを決めて前橋育英が同点に追いつく。その後、スコアは動かないまま、前半を1-1で折り返す。後半も両者攻防が続くが、ゴールを奪えないまま延長戦に突入する。

 延長戦になっても両チームの運動量は変わらず。最後まで足を止めることなく果敢に攻めるが、体を張って守りゴールを許さず。試合はPK戦にまで突入する。そして、サドンデスまで突入したPK戦を前橋育英が制して7大会ぶり2度目の優勝となった。

 第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝の試合結果は以下の通り。

前橋育英 1-1(9-8) 流経大柏
 
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【了】
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