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【写真：Getty Images】

エムバペ電光石火のゴール！

　スーペル・コパ・デ・エスパーニャ決勝、レアル・マドリーvsバルセロナが現地時間12日にサウジアラビアのキング・アブドゥッラー・スポーツ・シティで行われた試合は。5-2でバルセロナが勝利している。この試合でマドリーFWキリアン・エムバペは、ゴールラッシュとなったクラシコの開幕ゴールを決めている。

　マジョルカとの準決勝では、後半に3ゴールを決めてファイナル進出を決めていたマドリー。一方のバルセロナも、アスレティック・ビルバオに2-0で勝利し25年を連勝でスタートしていた。

　タイトルをかけたエル・クラシコは、試合開始早々にマドリーのエースがスコアを動かす。バルセロナのコーナーキックをうまくクリアしたマドリーは、FWヴィニシウス・ジュニオールがカサドからボールを奪うことに成功。すると、右サイドでフリーになっていたエムバペに素早く縦パスを入れた。

　ボールを受けたエムバペは、自慢の快足を飛ばしてマドリー陣内から一気にバルセロナゴール前までボールを運ぶ。アレハンドロ・バルデをフェイントでかわしたエムバペは、そのまま右足を振り抜きゴールを決め切った。

　エムバペのスピードが光ったマドリー電光石火の開幕ゴールだった。この得点で勢いに乗りたいところだったが、マドリーは前半立て続けに4失点してしまう。結局、バルセロナが5-2で勝利し、敗れたマドリーは今季7冠の夢が潰えてしまった。