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「横浜FCには横浜FCのやり方がある」駒井善成らがアップデートする3-4-2-1。北海道コンサドーレ札幌時代と違うのは…

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駒井善成
【写真:編集部】

コンビネーション練習に取り組む横浜FC

 昨季のJ2を2位で終えJ1昇格を決めた横浜FCは、7日から新シーズンに向けてのトレーニングを始動した。新加入選手として、FW鈴木武蔵やMF駒井善成、DF伊藤槙人など即戦力級の選手を迎えた今季はどのようなサッカーを披露してくれるのだろうか。11日の練習では、コンビネーション練習などを含めたより実践的な動きで汗を流した。

 3-4-2-1を想定したトレーニングだろうか。「1トップ2シャドーの関係性を意識してほしい」という言葉がコーチ陣から何度も飛び交いながらコンビネーション練習が続いた。

 実際に、新加入の駒井善成は「3-4-2-1のフォーメーションについては他の選手より経験を積んできたと思うので、うまくコミュニケーションを取りながらやっていきたい」と語っており、浦和レッズや北海道コンサドーレ札幌でも使い慣れたこのフォーメーションが、今季の横浜FCでも基盤になる可能性を示唆している。

 それでも、3人目の動きやフリーランニングのところについては札幌とは違うものがあると言い、「横浜には横浜のやり方があるので、これからしっかり頭に入れていきたい」と新しいチームのやり方を早く吸収したい意欲を見せた。

 練習では、ディフェンスラインやボランチからの楔を合図に前線の選手がコンビネーションで崩すという共通認識を徹底して選手に植え付けていた様子。駒井と同じく新加入選手として今季から横浜FCのユニフォームを着る鈴木武蔵は、「縦パスをスイッチとしたときの前の3人の距離感だったり、ワンタッチで落とした後の動き、背後に抜ける動き」という点は細かく言われているという。

 そんな中でも、札幌時代に一緒にプレーしている駒井や福森晃斗とは「すでに意思疎通ができていてやりやすい」と語るように、元札幌組の3人のコンビネーションをはじめ、今季の横浜FCがJ1の舞台でどのようなサッカーを見せてくれるのか楽しみである。

(取材・文:編集部)
 
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【了】

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