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大失態!? 冬の海外移籍で苦しんだ日本人選手(4)2年目で戦力外…。1試合も出られなかった日本期待の若手

シリーズ:海外移籍で苦しんだ日本代表 text by 編集部 photo by Getty Images

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 2025年となり欧州主要リーグの冬の移籍市場が開幕した。Jリーグがオフシーズンのこの時期で日本から海外に移籍する選手もいるが、欧州のクラブがシーズン途中のこのタイミングでの加入は難しく、適応に苦戦することは珍しくない。今回は、冬の海外移籍で失敗した日本人選手を厳選して紹介する。

DF:小林友希

小林友希
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年7月18日
生年月日:ヴィッセル神戸→セルティック(スコットランド)
移籍日:2022年11月23日

 

 小林友希は、2022年にヴィッセル神戸でレギュラーに定着していた。希少な左利きということもあり、日本人で有数のセンターバック(CB)として注目を集めると、シーズン終了後にセルティックへと引き抜かれた。

 しかし、スコットランドの強豪での日々は難しいものだった。アンジェ・ポステコグルー監督が率いていた2022/23シーズン後半は公式戦7試合に出場したが、同監督がトッテナムに引き抜かれたことに伴い、ブレンダン・ロジャーズが新監督に就任すると、露骨に出場機会を減らした。

 セルティックは2023年夏の移籍市場だけで、マイク・ナヴロツキ、グスタフ・ラガービエルケ、ナット・フィリップスという3人のCBを獲得。これによって一気に小林の序列は6番手まで下がり、2023/24シーズンはまさかの0試合出場に終わった。

 1年間まったく試合に出場することができなかった小林は、2024年夏の移籍市場でポルトガル2部へと降格したポルティモネンセへと完全移籍。第15節終了時点で8試合に出場と、まずまずの出場機会を得ているが、チームは18チーム中16位と苦戦している。

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