ヘルタのユニフォームスポンサーでもあるドイツ鉄道【写真:Getty Images】
FW原口元気とMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンは現地時間14日、ドイチェバーン(ドイツ鉄道)が来季からメインスポンサーを下りることを発表した。
ドイツ鉄道は9年間に渡り、ヘルタのメインスポンサーとして同クラブに出資。2部に所属していた際も出資を継続し、3回の契約更新をしている。
年間およそ450万ユーロ(約6億6000万円)を出資してきたドイツ鉄道だが、完全に撤退するわけではなく100万ユーロ(約1億45000万円)に減額し、1スポンサーとしてヘルタに協力していくようだ。
ドイツ鉄道の広報によれば「2006年から長い間メインスポンサーとして協力してきた。しかし、代わる時期に来ている」と、説明。それでも「スポンサーとして今後も共にプロジェクトを通じてヘルタを支えていきたい」と、協力体制を約束した。
ドイツ紙『ビルド』によれば、今回の減額はドイツ鉄道の2019年までに行われるインフラ整備計画による費用節約ではないかと述べている。
また、今回の件について、ミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)は「9年間は特別だった。感謝したい」と話し、「同時に今後も協力を継続してくれることを嬉しく思う」とコメントしている。
メインスポンサーがいなくなり、ユニフォームの胸部分の表記が未定となるヘルタ。しかし、昨年にKKR社が9.7%の株を購入し、6120万ユーロ(約88億7400万円)の出資をするなど大口の契約を交わしており、次のメインスポンサーはすぐに見つかりそうだと同紙は予想している。
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