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マーカス・ラッシュフォード、高額年俸を重視せず?
マンチェスター・ユナイテッドに所属する27歳のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、サウジアラビアの3つのクラブとトルコのクラブから届いたオファーを拒否したようだ。サウジアラビア行きに関しては全く興味が無いことを示していると、英メディア『チームトーク』が報じている。
ラッシュフォードはマンUの下部組織で育ち、2015年にトップチームへ昇格。初出場となった2016年2月25日のUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)決勝トーナメント1回戦2ndレグでは、FCミッティランを相手に2ゴール決めて勝利に貢献し、鮮烈なデビュー戦を飾っている。それから他クラブへ移籍することなく、マンU一筋でプレーを続けているが、今季は困難に直面。直近のニューカッスル・ユナイテッド戦ではベンチ入りを果たしたものの、それ以前は公式戦4試合連続で欠場した期間もあった。
そのため、冬の移籍市場でマンUを去る可能性が高まっている。ただし、高額年俸が期待できるサウジアラビア行きには消極的なようだ。移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ氏は「ラッシュフォードは1月の移籍市場でサウジアラビアのプロリーグに移籍することに全く興味がない。それが今のところの考えだ。サウジアラビアは今、ラッシュフォードが検討しているオプションではないと見られている」と伝え、サウジアラビア行きの可能性を除外している。
英メディア『チームトーク』によると、サウジアラビアの3つのクラブからオファーが届き、最大で年俸3500万ポンド(約66億5000万円)という好条件のオファーもあったという。しかし、ラッシュフォードは全て断り、サウジアラビア行きに全く興味がないことを示したようだ。また、トルコのクラブから届いたオファーも拒否している。
とはいえ、同メディアは今冬移籍の可能性を除外しておらず「ラッシュフォードがMLS行きの意思を示した場合、そこが移籍先の候補になる可能性がある。また、アーセナルやニューカッスルも移籍先候補に挙がっているが、マンUがイングランド国内での移籍を認めないかもしれない。スペイン行きに興味を持つ可能性があり、バルセロナが同選手の獲得に動いていると噂されている。もし、マンUが同選手の売却を決めたら、獲得希望者が不足することはないだろう」との見解を示した。
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