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静岡学園が高川学園を破り準々決勝へ
2024年度第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦・第2試合が2日に各地で行われた。2回戦で前回王者の青森山田を破った高川学園は静岡の名門・静岡学園と対戦。また2回戦で大量5得点で佐賀東を下した流経大柏は、大津との名門対決に挑んだ。今回は14:10キックオフで行われた試合の結果をまとめた。
2回戦で青森山田を下した高川学園は静岡学園と対戦し、前半はスコアレスで折り返す。後半開始早々、加藤佑基のゴールで静岡学園が先制に成功。終盤に1点を追加した静岡学園が2-0で勝利し、準々決勝へ進出となった。
帝京大可児と対戦した前橋育英は、オノノジュ慶吏が6分と8分にゴールを決め、試合開始早々に2点をリードする展開となる。しかし、16分に帝京大可児が明石望来のゴールで1点を返す。さらに、27分には加藤隆成のゴールが決まって、帝京大可児が2点差から追いついた。このまま試合は終了するかと思われたが、76分に中村太一のゴールで前橋育英が勝ち越しに成功。試合はこのまま終了し、前橋育英がベスト8入りとなった。
流経大柏と大津の名門対決では、36分に山野春太のゴールで流経大柏が先制に成功。しかし、54分に右コーナーキックが混戦となり、最後は五嶋夏生が右足のシュートを突き刺して大津が同点。それでも、68分に山野のヘディングでの落としに反応した粕谷悠が豪快なシュートで勝ち越しゴールを奪う。その後、大津の猛攻に耐えた流経大柏が2-1で競り勝った。
明秀日立対帝京の試合は、前半をスコアレスで折り返すと、後半開始早々に柴田健成が均衡を破って明秀日立が先制する。先制された帝京だったが、69分に土屋裕豊がこぼれ球を押し込んで同点に追いつく。そして、試合はPK戦に突入。PK戦を5-4で制した明秀日立が準々決勝へ駒を進めた。
2日に行われた第103回全国高校サッカー選手権大会3回戦・第2試合の結果は以下の通り。
高川学園 0-2 静岡学園
帝京大可児 2-3 前橋育英
流経大柏 2-1 大津
明秀日立 1-1(PK:5-4)帝京
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