PKキッカーを務めたGKアドリアン【写真:Getty Images】
FAカップの3回戦のリプレイ(再試合)、ウェストハム対エバートンが現地時間13日行われ、PK戦にまでもつれ込んだゲームはウェストハムが勝利した。
ウェストハムはFWエネル・バレンシアのゴールで先制。しかし、後半にエバートンのベルギー代表ケビン・ミララスが同点ゴールを奪うと、延長前半の97分にロメル・ルカクが勝ち越しゴールを奪った。
それでもゲームは終わらず、113分にカールトン・コールが同点ゴールを決めて2-2で延長戦を終えた。
PK戦では互いにGKまで順番が回り、エバートンのGKジョエル・ロブレスが失敗する一方で、ウェストハムのスペイン人GKアドリアンはきっちりと決め、9-8でPK戦を制した。
PKキッカーを務め、勝利の立役者となったアドリアンは試合後のインタビューで「穏やかな気持ちで、落ち着いていたよ」とPKを蹴る前の心境についてコメント。
「僕は思ったんだ。”このGKグローブを外したら、このゲームは終わりだ”とね。そしてボールを蹴ったんだ」
PKについては「練習中に冗談で蹴ったことがあるだけで、試合では蹴ったことがなかった」と、初めての経験だったことも明かしている。
【了】
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