ミランは全選手、スタッフにSNSの使用を制限した【写真:Getty Images】
ミランが選手やスタッフら全員にSNSの使用規制を出した。「政治、宗教に関する発言は禁止」「リツイートする前に相談を」など細かい内容だ。13日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のウェブサイトが報じている。
リバプールのマリオ・バロテッリがSNSで自由奔放な発言や写真を掲載していたため、それを目の当たりにしたミランの幹部たちはその対策に頭を悩ませていた。そしてついに、クラブ所属者全員にミランの一員としての自覚を持ったSNSの使用方法をルールとして打ち出したという。
主な規制内容は次の通り。
「審判や監督のテクニック的な選択を裁定しないこと」
「メルカートや練習などの内部情報を出さないこと」
「政治、宗教、性、人種差別主義については距離を置くこと」
「リツイートする前にクラブの相談を受けること」
SNSはファンとの重要なコミュニケーションツールであると同時に、不適切な発言で協会から処分を受けるケースが度々発生していた。
これまでにも、バロテッリや元イングランド代表のリオ・ファーディナンドがSNS上で不適切な発言を行い、処分を下されていた。
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