ユナイテッドは前節、11試合ぶりに黒星を喫した【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは11日に行われたサウサンプトン戦に敗れ、昨年11月のマンチェスター・ダービー以来11戦ぶりにリーグ戦で黒星を喫した。
それでも、序盤戦の不振から立ち直り、最高で3位まで浮上するなどルイス・ファン・ハール監督はさすがの手腕を披露しているようだ。
21節を消化した時点で4位のマンチェスター・ユナイテッドは勝ち点37。首位チェルシーとは12ポイントの差が付いているとはいえ、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得圏内につけている。
この成績について、12日のイギリス『BBC』が昨季同時期との比較をしている。それによると、デイビッド・モイーズが率いたユナイテッドとファン・ハールのユナイテッドは共に21試合で37ポイントと全く互角の成績を残していることが判明した。
ファン・ハール体制の内訳は21試合10勝7分け4敗、34得点21失点で4位という成績。モイーズ体制では11勝4分け6敗、35得点24失点で7位だった。
昨季のほうが黒星は多いものの、11勝を挙げ得点数もわずかに多い。一方、今季のチームでは失点が減ったが、すでに7分けと勝ち切れない試合が多くなった。
結局、モイーズは1年持たずに解任となってしまった。ファン・ハール監督にとってはCL出場権獲得がひとつの目標となりそうだが、最終的に昨季を上回ることができるだろうか。
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