パレスチナのアーメド・アル・ハッサン監督【写真:Getty Images】
日本代表は12日、アジアカップのグループステージ初戦で、パレスチナ代表に4-0と快勝した。
パレスチナ代表のアーメド・アル・ハッサン監督は試合後の会見で「日本はスピードとショートパスでワイドから攻め込んでくるため、我々はそのエリアを集中して守った。だが、2つはペナルティーエリア外からのミドルシュートがきっかけで失点し、1つはPKだった。フットボールにミスはつきもの」と敗戦を総括した。
パレスチナは昨年5月に開催されたAFCチャレンジカップ(2014年大会をもって廃止)で優勝し、初めてアジアカップの本選に出場。2つの大会の違いについては「チャレンジカップはFIFAランクが150位以下のチームとの対戦だったが、アジアカップは50位周辺が相手だ。しかも日本には欧州のビッグクラブでプレーする選手がいる。だがそういったチームとやるのは我々にとって有益なことだ」と話した。
大会初戦を終えた感想については「この喜びはシンプルに表現できない。大事なのは多くのパレスチナ国旗が振られ、国歌がオーストラリアで流れたことだと思う。今日の試合は、我々にとって良いレッスンとなった。次のヨルダン戦に向けてフレッシュな気持ちで臨みたい」と先を見据えていた。
(取材・翻訳:編集部)
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