FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間11日、アトレティコ・マドリーを3-1で下してチームに漂っていた不穏な空気を一掃した。ルイス・エンリケ監督の解任を指示したとまで言われたFWリオネル・メッシは試合後、『バルサTV』でこれらの報道をすべて否定した。
クラブの主導権を握っていると言われたメッシは「僕は判断を下すために指示は出したりしない」と、チームの一選手に過ぎないと強調し、ルイス・エンリケ監督の他にもグアルディオラ監督やボージャン、エトーやイブラヒモビッチとの不仲説も否定した。
チェルシーやマンチェスター・シティなど様々な移籍報道があったが、同選手は「どこにも行くつもりはない」と、クラブ退団の可能性を一蹴した。
なおメッシは、これらの情報が全て宿敵レアル・マドリーを拠点とするマドリッドメディアからではなく、バルセロナメディアから発信されていたことに対して「我々に害を与えようとするガセネタがここから来ていたことには胸が痛む」と、怒りを露にした。
最後にメッシは「今まで以上に力を合わせる必要がある。我々とクラブにとって大切なものを勝ち取るための重要な6ヶ月が待っている」と、バルセロニスタ達に結束を促すメッセージを残した。
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