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サッカー日本代表は、11月に行われた中国代表との試合を最後に2024年の全活動を終えた。この1年を振り返ると、森保ジャパンには多くの選手が招集されたが、必ずしも全員がアピールできたわけではない。むしろ実力を発揮できなかった選手もいる。今回は、今年の日本代表で活躍することができなかった実力者をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
MF:田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月10日
2024年代表成績:6試合2得点0アシスト
2024年の田中碧は、主力として活躍していた2022年や2023年と比較をすると日本代表での存在感が希薄になっている。
結果的に森保一監督から明確な理由が明かされることはなかったが、1月から2月にかけて行われたAFCアジアカップ2023で選外に。それでも3月に代表復帰を果たすと、北朝鮮代表戦で決勝点を記録した。
再び日本代表の中心メンバーになるかと思われたが、6月にチームのメインシステムが4バックから3バックに変更されると、中盤の枚数が一枚削られたことで田中がそのあおりを食うことに。遠藤航と守田英正の鉄板ダブルボランチに次ぐ序列となり、6月以降の8試合では半分となる4試合の出場に留まった。
出場した試合の中でも試合によって波がはげしく、特に10月のオーストラリア代表戦と中国代表戦でのパフォーマンスは微妙なものに。レギュラーである遠藤や守田と比較をすると、やや中途半端なプレーに終始することが多く、佐野海舟らが成長をみせている中ではサブ1番手の現状も安心できないだろう。
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