先制点のMFポール・ポグバ【写真:Getty Images】
セリエA第18節が現地時間11日に行われ、ユベントスはアウェイでナポリと対戦して3-1で勝利している。
前節を引き分けで2015年初戦を迎えたユベントス。同日行われたローマ対ラツィオのローマダービーが引き分けに終わり、今節終了時での首位は確定している。それでも、昨年12月に行われたスーペル・コッパ・イタリアアーナで敗れたナポリが相手であるだけにリベンジをしたいところ。
開始しばらくは主導権を握り合いなかなか両チームにチャンスは生まれない。10分過ぎから、ユベントスがボールをキープし、ナポリがカウンターを狙う展開に。
両チーム決定的なチャンスが生まれない中で29分に試合が動く。ゴール前の混戦でテベスがシュート。ディフェンスに当たりはね返ったところをポグバが豪快にボレーを突き刺しユベントスが先制する。
先制を許したナポリだが、焦りからかパスが思うようにつながらない。そのままユベントスのペースで試合は進むものの、追加点は生まれずに1-0のまま前半を折り返した。
同点に追いつきたいナポリは後半開始早々にビッグチャンスを迎えるが、これはサイドネット。CKからもチャンスを得るもののブッフォンがはじき出し、得点が奪えない。
それでも64分。ナポリはCKからブリトスが直接決めて、ついに同点に追いつくことに成功する。
しかし、69分ピルロのFKをカセレスが頭で合わせて勝ち越し。スーペル・コッパ・イタリアアーナと同じような展開になった。
そして、74分にナポリが再び同点に追いついたかに見えたが、キーパーチャージの判定でゴールならず。アディショナルタイムにもナポリは決定的チャンスを迎えるが、決めきれない。
同アディショナルタイムにカウンターからユベントスはビダルが追加点を奪い試合は終了。
ユベントスはナポリのホームスタジアムであるスタディオ・サン・パオロでは、実に2000年以来15年間ぶりの勝利となった。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→