獲得を見送られたFW鈴木武蔵【写真:Getty Images】
テスト生でフランクフルトの練習に参加していたアルビレックス新潟のFW鈴木武蔵の獲得は見送られたようだ。11日のドイツ紙『キッカー(日本語版)』が報じている。
5日からフランクフルトの練習に参加し、9日の練習試合で先制点を挙げるなど好アピールを見せていた鈴木。
試合後にトーマス・シャーフ監督は「何度かボールをロストする場面が見られていた」と、指摘。それでも「どこにでも顔を出し、ボールに多くさわる事ができていた。そして、チャンスをいかして得点を挙げた」と語り、評価はされていた。
しかし、フランクフルトのFWは、現在ブンデスリーガ得点ランク首位のアレクサンダー・マイアーとスイス代表のハリス・セフェロヴィッチが在籍。EU圏外の出身である鈴木はフランクフルトU19でもプレーできないということもあり、獲得を断念したようだ。
ブルーノ・ヒュブナーSD(スポーツディレクター)は「決して悪かった訳ではない。これからも彼の事はチェックしていく」と今後も注目していく様子。
13日からのトレーニングキャンプにも結果次第で同行する予定だったが、中期的に再び鈴木がフランクフルトに参加するかは未定とのこと。
【了】
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