DF吉田麻也【写真:Getty Images】
アジア杯オーストラリア大会に臨む日本代表は11日、パレスチナとの初戦へ向けた前日練習を行った。
DF吉田麻也は、自身が出場したA代表での国際大会では、前回のアジア杯を含めてコンフェデ、W杯と初戦未勝利。それだけに「やっぱり初戦っていうのはどんな大会でも難しいもの。いつも以上に神経を尖らしてやっていかないといけない」と気を引き締めた。
それでも、「ブラジルとやるわけじゃないんで(苦笑)」と、あくまでも落ち着いてプレーすれば、イレギュラーな状況も「解決できるとは思う」と自信をのぞかせた。
そして、試合に向けては「中東のチームっていうのを意識してやらないといけない」とし、「カウンターの芽をしっかりと摘むことと、イージーなミスをなくして多くの決定機でチャンスを作って、得点に結び付けたい」と意欲を語った。
前回大会のヨルダンとの初戦では、ロスタイムに吉田自身がCK(香川のショートコーナーを長谷部がクロス)から得点を挙げて勝ち点1を獲得した。
それだけに、「セットプレーの得点率の高さってのはデータとして表れている。そこから点が取れたらもちろんいいし、守備の時にはより警戒しなければいけない」と、攻守において集中してセットプレーに対処する必要性を説いた。
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