UAEの10番を背負うオマール・アブドゥラフマン【写真:Getty Images】
AFCアジアカップのグループC、UAE対カタールの試合が11日行われた。
UAEはオマール・アブドゥラフマン、カタールはハルファン・イブラヒムと、攻撃のカギを握る10番が揃ってスタメンとなった。
8分、UAEはアーメド・ハリルが持ち込みPA内で倒れるも笛は鳴らない。
立ち上がり、UAEが相手ゴール前まで侵入する場面もあったが、カタールも対応。互いにボールを持った時はしっかりビルドアップしながら攻め手を探っており、入りとしては悪くない。
そんな中、先にゴールを奪ったのはカタール。22分、裏へ抜け出したムンタリのシュートはGKがストップ。しかし、こぼれに反応したハルファンが、GKの頭上を越えるシュートを決めてスコアを動かした。
それでもUAEも劣勢ではなくゴールの可能性はあった。すると37分、右サイドからのクロスをアーメド・ハリルが頭で合わせる。相手にブロックされるも跳ね返りを自ら押し込み同点。試合を振り出しに戻した。
51分、UAEが逆転に成功する。PA左角でFKを得る。アーメド・ハリルが右足で入れると誰も触らないまま、ボールはゴールへ吸い込まれていった。流れを掴んだUAEは57分にもFKからGKが弾いた所をアリ・マブフートが詰めて3-1とした。
追いかけるカタールは63分、先制点を決めたハルファンに代えてイスマイル・モハメドを投入する。試合終盤にはゴールへ迫る場面もあったが決めきれない。
すると89分、UAEはカウンターからO・アブドゥラフマンが持ち込むとマブフートとふたりで崩しすと最後はマフブートが決めて4-1。
UAEは先制こそ許したが、その後4点を奪って初戦を勝利で飾った。
【了】