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【写真:Getty Images】
冨安は放出すべき?
アーセナルDF冨安健洋は、度重なる負傷で継続して試合に出場することができていない。現地メディア『GIVEMESPORT』は現地時間15日に、18歳のアカデミー出身DFマイルズ・ルイス=スケリーが台頭したことによって、今冬の移籍市場で冨安は放出すべきだと指摘していた。
今季開幕から膝の負傷で欠場していた冨安。10月5日のサウサンプトン戦で84分から出場して復帰を果たしていたが、約15分間の出番で再び負傷してしまい長期離脱している。なお、復帰時期は明らかにされていない。
そんな中で、アーセナルではまだ18歳と非常に若いアカデミー出身のルイス=スケリーが台頭している。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節では左SBとして起用されており、先制点の起点となる見事なパスを味方に通すなど印象的な活躍をしていた。
同メディアは、「ルイス=スケリーがバックラインで快適にプレーしている様子から、アルテタ監督は今冬、26歳の冨安の売却を認めるべきだろう。この選手はもはやタイトル獲得を狙うチームに価値をもたらさないからだ」と前置きし、次のように語っていた。
「アーセナルは1月に冨安を売却しなければいけない。彼はめったにいない。フィットネスの問題は、イングランドサッカー界入りして以来の彼の驚くべき欠場試合数が示している。データによると、21-22シーズン開始以来、クラブと代表で合計68試合を欠場していることが明らかになっている」
そして、「シーズン途中で冨安を放出すれば、アーセナルの守備陣、特に負傷で戦力が落ちているDFの層が薄れるのではないかという懸念が生じるかもしれないが、10代のルイス=スケリーがその役割を引き継ぐ準備ができているようだ」と述べた上で、「アルテタ監督は、有望な選手にもっと出場時間を与えるための明確な道筋を作るべきだ。もし冨安が再び影から現れ、怪我の問題から回復すれば、ルイス=スケリーという潜在的スター選手の開花を阻むことになるかもしれない」と、冨安を放出すべき理由について言及していた。