ミランのフィリッポ・インザーギ監督【写真:Getty Images】
セリエA第18節が現地時間の10日行なわれ、ミランはアウェイでトリノ相手に1-1と引き分けに終わった。
ミランはステファン・エル・シャーラウィが足の打撲でベンチスタート。新加入のアレッシオ・チェルチもベンチとなり、右ウイングには移籍が噂されるエムバイェ・ニアンが先発出場を果たした。
両チームのスターティングメンバーは以下。
トリノ(3-5-2)
GK:ダニエレ・パデッリ
DF:ニコラ・マクシモビッチ、カミル・グリク、エミリアーノ・モレッティ
MF:ブルーノ・ペレス、ジュゼッペ・ビベス、アレッサンドロ・ガッツィ、アレクサンデル・ファルネルド、マッテオ・ダルミアン
FW:ジョセフ・マルティネス、ファビオ・クアリアレッラ
ミラン(4-3-3)
GK:ディエゴ・ロペス
DF:マッティア・デ・シリオ、アディル・ラミ、フィリップ・メクセス、パブロ・アルメロ
MF:サリー・ムンタリ、ナイジェル・デ・ヨング、リッカルド・モントリーボ
FW:エムバイェ・ニアン、ジェレミー・メネズ、ジャコモ・ボナベントゥーラ
開始早々の2分、ミランにチャンスが訪れる。ペナルティエリア内でメネズが倒されると、微妙な判定ながらジャンルカ・ロッキ主審はPKの選択。これをメネズが豪快にゴール中央に叩き込んだ。
しかし、トリノも反発を見せる。9分には中央でのパス回しからクアリアレッラが抜け出しシュート。続いて混戦からダルミアンがボレーシュートを放つも、どちらもディエゴ・ロペスがファインセーブを見せる。
その後もペースはトリノ。30分にはFKからの流れから完全にダルミアンが抜けだしてヘディングを放つも、惜しくもポストに阻まれた。
すると、ミランは前半に10人になってしまう。前半終了間際、デ・シリオがダルミアンを倒して2枚目のイエローカードを受け退場してしまう。たまらずミランはニアンに代わってイグナツィオ・アバーテを投入する。
後半も再三に渡りトリノが攻め続けるも、最後の決定力を欠き決められない。79分にはミランはメネズに替えてアレックスを投入。逃げ切りを図る。
それでも、ミランは最後の最後で耐え切れない。80分にコーナーキックからグリクがヘディングでゴール。試合はそのまま1-1で終了した。
この結果、ミランは暫定7位をキープ。トリノは暫定13位に浮上した。ミランは次節ホームでアタランタと対戦する。
【了】