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【写真：Getty Images】

毎熊晟矢が移籍後初ゴール

　毎熊晟矢が所属するAZアルクマールは現地時間13日、UEFAヨーロッパリーグ（EL）のリーグフェイズ第6節でPFCルドゴレツ・ラズグラドと対戦し、2-2で引き分けた。この試合で1ゴールを記録し、88分までプレーした毎熊だったが、現地メディア『VP』の評価はどのようなものだったのか。

　ELの舞台では、ここまで全5試合に先発している毎熊は、この試合でも右SBでスタメン入り。試合はアウェイのAZが13分に、ルベン・ファンボメルのゴールで先制に成功すると、19分に毎熊が大仕事をやってのける。右サイド深い位置まで侵入したアーネスト・ポクが、ダイレクトでマイナスへ折り返すと、ボックス内に待ち受けていた27歳の右SBは、左足でゴール左隅に沈めた。前半はAZの2点リードで折り返す。

　しかし、後半に入るとホームチームが意地をみせる。60分にはイバイロ・チョチェフが、ゴールを決め、さらに3分後にはクワドオ・ドゥアーがネットを揺らした。AZは僅か4分間でいずれもセットプレーから失点を許し、同点に追いつかれてしまった。試合はこのまま終了し、2-2の引き分けに終わった。AZはELの舞台では、2試合連続ドローで19位となっている。

　同メディアは、勝利を逃す格好となったAZの選手に10段階中「5.5」から「7.5」の点数をつけている。AZ加入後初ゴールを記録した毎熊には「6.5」という採点を下し、「右SBは、前半に左足で見事に0-2となるゴールを決め、攻撃に貢献した。しかし、ルドゴレツの同点ゴールの際には、マークを見失ってしまった」と得点を記録したものの、まずまずの評価となっている。次節は2025年1月23日に行われ、AZはホームにASローマを迎え入れる。