絶妙クロスで決勝点をアシストしたセルヴェル・ジェパロフ【写真:Getty Images】
現地10日、ウズベキスタンはアジアカップ初戦で北朝鮮と対戦し、1-0で勝利した。試合後、先発出場したセルヴェル・ジェパロフが取材に応じた。
エースとしてチームの牽引するジェパロフ。先制ゴールを呼びこむ見事なアシストを記録するも、それ以外の部分ではらしくないミスを連発するなど苦しんだ。「たくさんのチャンスをつくったので2、3点とることもできた。1ゴールは物足りない」と不満を吐露している。
「我々はいいプレーではなかったが、結果は残せた。雨で難しくなった部分もあった。遠くから駆けつけてくれたサポーターは本当にありがたい。次はもっといい試合を彼らに贈りたい」と試合を振り返った。
苦戦の要因として、「彼らは二列でブロックを作っていた。あのような守備的な戦術からゴールを奪うのは容易ではない」と北朝鮮の堅い守備をあげた。
ウズベキスタンは優勝候補の1つにもあげられている。ジェパロフは2011年に6-0でオーストラリアに敗れたことを引き合いに出し、「僕たちはもっと強くなれると信じているし、あの時(2011年)より強い。もしオーストラリアと対戦があれば、同じ結果を返したい」と意気込みを語っている。
最後に現地記者からAリーグでプレーする可能性を聞かれるも、「僕は指示を待つだけ」とお茶を濁した。
ウズベキスタンは14日、同じく初戦を勝利した中国と2戦目を戦う。
【了】