北朝鮮代表として奮闘する仙台のリャン・ヨンギ【写真:Getty Images】
AFCアジアカップのグループB、ウズベキスタン対北朝鮮の試合が10日行われ、豪雨の中1-0でウズベキスタンが勝利を収めた。
北朝鮮はJリーグから選出されたリャン・ヨンギ(仙台)とリ・ヨンジ(徳島→長崎)の2人がスタメン出場を果たした。
開始からボールを支配して試合を優位に進めるウズベキスタンだが、北朝鮮の体を張った守備にゴール前で自由にさせてもらえず、先制するには至らない。
前半40分過ぎからは突然の豪雨がスタジアムに降り注ぎ、そのまま後半へ。
後半に入るとますます雨はひどくなり、しだいにピッチは田んぼのようになっていく。
すると62分、ジェパロフが左サイドから上げた鋭いクロスにセルゲエフが頭で合わせてウズベキスタンがついに先制に成功する。
それまでミスの多かったエースのジェパロフは、さすがというべき絶妙なタイミングと精度のボールでゴールを演出した。
その後北朝鮮は流れを変えることができず、ウズベキスタンが勝ち点3を手にした。
この後北朝鮮は14日にサウジアラビアと、ウズベキスタンは同日に中国と対戦する。
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