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【写真:Getty Images】
ハーランドが移籍?
マンチェスター・シティに所属するFWアーリング・ブラウト・ハーランドについて、ヨーロッパが誇る4つのビッグクラブが獲得に動く可能性があるようだ。スペインメディア『fichajes.net』は現地時間10日に、今後数年間の移籍市場においてハーランドが「予想外の主役」として話題の中心になる可能性があると指摘していた。
ハーランドの現行契約は27年6月30日までとなっているが、クラブは早くも選手と新契約を締結する準備を進めている。そんな中で、スペインメディア『ELNACIONAL.CAT』は、同選手が約1億ユーロ(160億円)の契約解除条項を新契約に含めることを求めていると報じていた。
今季もすでに15試合に出場して13ゴール1アシストを記録している世界トップクラスのストライカーにとって、約1億ユーロの契約解除条項はかなり低い金額と言えるだろう。このハーランドの求める契約解除条項に注目しているのが、ヨーロッパが誇るビッグクラブだ。
同メディアは、「バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン(PSG)などのチームに可能性をもたらすと前置きし、この4つのクラブがハーランド獲得に向けて動く可能性について次のように論じていた。
「経済回復の過程にあるバルセロナはハーランドから目を離していない。ラポルタ会長は、チームを欧州のトップに戻すという野心的なプロジェクトで同選手を誘惑する可能性がある。PSGは、キリアン・エムバペが退団して以来、リーダーを探している。ハーランドはその役割にぴったりだろう。マドリーは常に注意を払っており、彼を攻撃の重要なピースとみなしている。ペレス会長が実行しようとしている銀河系の再生戦略に完全に適合する。最後に、バイエルン・ミュンヘンも興味を持って見守っている。覇権を確実にするために才能を探し続けているバイエルンは、強固な構造を利用してこのストライカーを引きつけることができる」
そして、「今のところハーランドはシティの攻撃の中心だが、彼の将来に関係する契約解除条項はヨーロッパ中のサッカークラブに興味深い動きを与えている」と、ハーランドの新契約にヨーロッパ中のビッグクラブが注目していると伝えていた。