ブラジルW杯では共に戦ったG・ネビルコーチ(左)とジェラード(右)【写真:Getty Images】
元イングランド代表DFで、代表チームのコーチを務めるガリー・ネビルは9日、イギリス『テレグラフ』のウェブサイトで公開されたコラムの中で、スティーブン・ジェラードの退団を惜しむコメント残している。
「私の直感で言えば、彼がアメリカに行ってしまうのは早過ぎる」
G・ネビルは自身が共にプレーした元選手たちを比較に出し、ジェラードが今もトップレベルでプレー出来るだろうと主張している。
「ポール・スコールズは38歳までプレーした。スコールズはジェラードに比べればアスリートとしては劣っていたが、素晴らしい頭脳とその自覚を持っていた。ライアン・ギグスは素晴らしいアスリート能力を持っていて40歳までプレーした」
そして「ジェラードは、今でもヨーロッパのトップレベルで貢献できる状態を維持しているのに、彼が違和感なくアメリカにい続けるとは思えない」としており、ジェラードがプレミアリーグの舞台からいなくなることを残念に感じているようだ。
それでもG・ネビルは「これがジェラードの最後だとは思っていないよ」と、ジェラードが再びイングランドの舞台へ帰ってくることを願望として述べている。
過去にはアメリカへ渡った後に、再びヨーロッパの舞台へ帰ってきたデイビッド・ベッカム氏の例もある。G・ネビル同様、ジェラードの帰還を願う人も少なく無いだろう。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→