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日本代表 10年前

武藤? 小林? アジアカップ連覇に必要な日替わりヒーローの出現

日本代表にとって連覇がかかるアジアカップの初戦を2日後に控え、サブの選手が意気込みを語っている。過酷な連戦を勝ち抜くには、スタメン組だけではなく“ヒーロー”の存在が不可欠だ。前大会ではサブから途中出場の李忠成が決勝戦で見事なボレーシュートを決めたことが記憶に新しいが、今大会では誰がヒーローになるのだろうか。

text by 河治良幸 photo by Getty Images

前回大会の経験を語る西川「4年間で学んできた」

武藤? 小林? アジアカップ連覇に必要な日替わりヒーローの出現
前大会を振り返るGKの西川周作【写真:Getty Images】

 前回王者として連覇に挑む日本代表。アギーレ監督はキャンプの練習で主力をほぼ固定してコンビネーションの向上などを図っているが、前回の戦いを振り返っても、大会が進むほど総力戦になってくることは間違いない。
 
「前回も初戦は土壇場で追い付いてのスタートで退場者が出たりとか、PK戦とか、アジアでも楽ではないですし、楽な試合は1つも無かったと思うので、みんなが団結することが大事で、口では言えていても、それができなければ意味ないので、みんなで確認していくのが大事だと思います」

 そう振り返るのはGKの西川周作だ。「アギーレさんは固定でやる感じなので、試合前からはっきり分かる」と語るが、前回大会はシリア戦で川島永嗣が退場し、急遽出場した経験もある。

「試合に出る事が一番ですけど、そうならなかった時に自分がどうしてきたか。この4年間ですごく学んだ部分があるので、立ち振る舞いも大事」と、いつでも高いパフォーマンスができるための準備に集中している。

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