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今季の明治安田J3リーグでは、20位のいわてグルージャ盛岡のJFL自動降格が決定しており、19位のY.S.C.C.横浜はJFL上位チームとの入れ替え戦に臨む。J3で散々な結果に終わると、その先に待っているのは「Jリーグ退会」というあまりに重く残酷な結末だ。今回は過去のJ3で残念な成績となってしまったチームを紹介する。
※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は12月6日時点
いわてグルージャ盛岡(2024シーズン)
【写真:Getty Images】
監督:中三川哲治→神野卓哉→星川敬
最終順位:最下位(20位)
今季のJFLでは栃木シティが初優勝を果たした。同クラブは2025シーズンのJ3クラブライセンスを取得しているため、今季のJ3リーグで最下位となったいわてグルージャ盛岡は、来季JFLで戦うことが決まった。
岩手にとって、今季はJリーグ11年目。開幕から低迷し、シーズン初勝利には第7節まで時間を要した。
その後、チームは第10節から第16節にかけて7連敗、第22節から第26節にかけて5連敗、第31節から最終節にかけては8試合1分7敗と、何度も「大型連敗」を喫してしまった。この間に2度、監督交代に踏み切ったが、状況が大きく改善されるには至らなかった。
第35節ツエーゲン金沢戦(1-1)の結果により、最下位が確定。最終的に1シーズンで80失点を喫し、その得失点差は「−53」まで広がった。
当然ながら1年でJリーグに復帰できればよいのだが、JFLへの降格はJ1→J2、J2→J3とは状況が大きく異なる。収入減少のために予算規模を縮小する必要が生じるだろう。限られた予算のなかで、岩手はJリーグに返り咲くことはできるだろうか。
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