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【写真:Getty Images】
新戦力の獲得は?
プレミアリーグ・リバプールは、今季14試合を消化した段階でリーグ首位につけている。クラブは順調に今季を戦い抜いているが、補強しなければいけないポジションがあるのも事実だ。リバプール専門メディア『This is Anfield』は、今冬の移籍市場におけるクラブの予想される戦略について報じている。
14試合を消化して、11勝2分1敗勝点35でリーグ首位を走っているリバプール。2位のチェルシーに対しては1試合消化が少ないながらも、4ポイント差をつけており、早くも他のチームに対して勝点で少し差をつけることができている状況だ。
同メディアは、今季就任したアルネ・スロット監督のもとで飛躍的な成長をとげたMFライアン・フラーフェンベルフについて、「サッカー界で印象的なMFの1人として台頭した」と述べつつも、チームが抱えている問題と今冬の移籍戦略について、今夏獲得の噂が上がっていたレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディに触れつつ次のように言及している。
「優先順位は変わらない。明らかに、クラブは、中盤の選手層が薄いと感じている。スカウトスタッフはソシエダのメトロノームを獲得することで完璧な解決策を見つけたと確信していた。フラーフェンベルフが新監督の下で統制のとれた正確な動きを見せていることを考えると、スビメンディがチームにどのようにフィットするかは容易に想像できる。明らかにフラーフェンベルフは、疲れ始めており彼より多くプレーしているのはクラブで3人だけだ」
同メディアは、今季フル稼働しているフラーフェンベルフの疲労も考慮して、中盤の選手を獲得しなければいけないと強調していた。しかし、「『スビメンディ、さもなくば失敗』というアプローチが示すように、適切な選手の獲得可能性に左右されることになる」と、候補がいなければ新戦力獲得に動くことはないと指摘している。
また、遠藤航についても言及しており、「遠藤はスロットのシステムの中では、僅差のリードを保つための終盤のカメオ出演を除くと、実行可能な選択肢とは見なされていないという確信がある」と述べた上で、「単に中盤にもう1人選手を加える必要はない。遠藤とタイラー・モートンはすでにその候補に挙がっている。しかし、トップレベルの選手をもう1人加える必要性は依然として残っているだろう」と、現在のクラブに適した人材が加入しない限りは、遠藤はチームに残ると論じている。