赤いユニフォームを来てプレーする選手たちと青いユニフォームを着るサポーター【写真:Getty Images】
イングランドのチャンピオンシップ(2部)に所属するカーディフ・シティは9日、クラブの公式サイトを通じ、10日に行われるフラム戦よりホームで使用するユニフォームのカラーが青色に変更になることを発表した。
カーディフは伝統的に青色をホームのユニフォームカラーに採用してきたが、2013年にマレーシア人のヴィンセント・タン氏がオーナーに就任すると、”ブルーバーズ”というクラブの愛称に反し、「マレーシアでは赤色が縁起が良い」という理由から赤色に変更されていた。
一時はクラブ名を「カーディフ・ドラゴンズ」に変更しようとするなど、傍若無人な言動にファンも反発。選手が赤色のユニフォームでプレーするのに対し、クラブの伝統である青色のユニフォームを着て応援する光景が見られていた。
クラブのHPでは、「2015年1月10日から今シーズン終了まで、ホームユニフォームを青色に変更します。アウェイは赤色となります。我々の要望を承認してくれた協会に対し、感謝しています」と発表。あわせて来季のユニフォームもホームが青色、アウェイが赤色となることを明らかにした。
昨季プレミアリーグから降格し、今季は2部で12位に位置するカーディフ。昇格プレーオフ圏内まで勝ち点9差と苦しい戦いが続くが、伝統の青いユニフォームを纏い、プレミアリーグの舞台に戻ることはできるのだろうか。
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