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横浜F・マリノスにとって今季最後の公式戦となる明治安田J1リーグ第38節、名古屋グランパス戦が8日に行われ、F・マリノスで17シーズンプレーした中澤佑二氏が来場した。試合前にはサポーターとの撮影会が行われ、「プロ20年やってきたけど、たぶん一番ファンサービスをした」とサポーターとのふれあいを振り返った。(取材・文:加藤健一)【PR】
「当時は若かったから…」インパクトのあった監督は…
日産スタジアムの特別ブースで行われた撮影会には、現役当時のユニフォームを掲げるサポーターも集まった。2018年の現役引退以来となる6年ぶりの凱旋に、「だいたい覚えていますよ。本当にコアな、僕のことを好きな方が今日も来てくれたのかな。僕が引退してからも変わらず、マリノスを応援してくれているんだなと、嬉しくなりました」と喜びを口にしている。
中澤佑二氏は来年3月に発売される『Football Manager 25』のプロモーションを兼ねて来場した。本作については、「見なきゃいけないポイントがたくさんある」と言い、他のサッカーゲームとは一線を画す面白さにも触れている。
「本当に監督目線というか、チームマネジメントとしてやらなきゃいけない。試合が始まるまでにすごく時間がかかるし、リアルのサッカーチームを率いるのと同じくらいのリアリティがある。やってみたらすごくのめり込むし、いろんなことが起きるので奥が深いですよね。どんどんいろんなことに気づくゲームだと思います」
ゲーム内では監督として、戦術やメンバーを決める。20年の現役生活の中で様々な個性を持つ監督の下でプレーしてきた中澤氏は、「間違いなくインパクト的には一番すごいですよね」と、フィリップ・トルシエ監督の名前を挙げる。「当時は若かったからムカつくこともあったけど、今思うと(そういうやり方も)“あり”ですよね(笑)」と当時を振り返り、「本当はお前を使いたかったって社交辞令ももらった。恨んではないですよ」と笑い飛ばした。
サッカー選手にとって、サッカーゲームはどう映るのか。中澤氏によると、いくつかの楽しみ方があると言い、盟友・中村俊輔氏の名前を挙げた。