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【J1残留争い】3チームの残留条件は?崖っぷちのジュビロ磐田、天敵と対戦のアルビレックス新潟に対して柏レイソルは優位?

text by 編集部 photo by Getty Images

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ジュビロ磐田

【写真:Getty Images】

熾烈な残留争いの行方

 明治安田J1リーグ最終節が8日に日本各地で行われる。3チームによる優勝争いに注目が集まっているが、16位柏レイソル、17位アルビレックス新潟、18位ジュビロ磐田の3チームによる熾烈な残留争いの行方も注目ポイントだ。そこで、各チームの残留決定条件についてまとめた。

 

 最終節を前に、16位柏が勝ち点41得失点差-11、17位新潟が勝ち点41得失点差-15、18位磐田が勝ち点38で得失点差-18。下位3チームが、降格の可能性を秘めているという状況だ。

 絶体絶命の状況に追い込まれているのは18位の磐田だ。降格を回避するためには、まずアウェイのサガン鳥栖との試合で勝利するのが最低条件。その上で、柏と新潟が引き分け以上でも降格が確定する。さらに上位2チームが敗北しても、得失点差で上回らなければいけない状況だ。得失点差-18の磐田に対して、柏は-11、新潟は-15。勝利だけではなく、複数得点で白星をあげることが求められている。

 一方、17位新潟は引き分け以上であれば残留が確定する。しかし、最終節は「天敵」浦和レッズのホームで戦うというのは不安材料だ。浦和とは過去のJ1対戦成績で1勝24敗6分けと、勝ち星を得ることができていない。仮に敗北しても磐田の結果次第では残留が決まるが、引き分け以上の結果で自力残留を実現したいところだ。

 16位柏は、磐田と新潟の2チームと比べると優位かもしれない。柏も新潟同様、引き分け以上で自力残留が決定する。さらに、最終節の相手は今季すでに降格が決まっている北海道コンサドーレ札幌だ。今季はホームでも2-1で勝利している相手であり、得失点差も磐田と「7」差をつけているため他2チームよりは余裕があると言えるだろう。とはいえ、まずは勝利して良い形で残留を決め、来季に向けて良い形でシーズンを締めくくりたい。

各チームの残留決定条件は以下のとおり。

【J1残留争い 3チームの残留決定条件】

・16位 柏レイソルの残留決定条件
①引き分け以上
②敗北の場合いずれかの条件を満たす
・17位新潟が敗北、得失点差で新潟を上回る
・18位磐田が引き分け以下
・磐田が勝利した場合、得失点差で磐田を上回る

・17位 アルビレックス新潟の残留決定条件
①引き分け以上
②敗北の場合いずれかの条件を満たす
・柏が敗北した場合、得失点差で柏を上回る
・磐田が引き分け以下
・磐田が勝利した場合、得失点差で磐田を上回る

・18位 ジュビロ磐田の残留決定条件
①磐田が勝利、柏・新潟のいずれかもしくは両チームが敗北。その上でどちらかを得失点差で上回る
 
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【了】

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