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【写真：Getty Images】
末吉の芸術的なゴラッソ！
2024J1昇格プレーオフ（PO）決勝、ファジアーノ岡山（レギュラーシーズン5位）対ベガルタ仙台（同6位）の試合が7日、岡山のホーム・シティライトスタジアムで行われた。試合は、岡山が2-0で勝利している。岡山に勢いをもたらした、MF末吉塁の先制弾は芸術的なゴールだった。
仙台とのJ1昇格をかけた大一番に臨んだ岡山。クラブ初のJ1昇格を信じて集まったサポーターの声援を受けて、試合序盤から岡山が攻守ともに躍動する展開が続いていた。
すると20分、岡山に待望の先制ゴールが生まれる。
MF田部井涼がペナルティエリアの角からドリブルで切り込むと、一度は仙台DF陣に阻まれてしまった。しかし、こぼれ球をうまくキープしたMF木村太哉が倒れ込みながら末吉にラストパスを送る。
ボールを擦り上げるようなキックから放たれたシュートは、弧を描くように仙台ゴールへと吸い込まれた。J1昇格をかけた大一番で生まれた、末吉の芸術的なゴールだった。仙台GK林彰洋もセービングのために飛びつくことができず、末吉のシュートを見送ってしまっている。
その後、60分にも追加点を決めた岡山が2-0で勝利。仙台による必死の追撃をかわして、クラブ史上初のJ1昇格を見事決めている。
