リバプールが獲得を狙うジェームズ・ミルナー【写真:Getty Images】
プレミアリーグのリバプールは、ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ(24)獲得に向け、3000万ユーロ(約42億円)を用意していると、8日のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ピャニッチは2011年夏にローマに加入すると、インサイドハーフとしては図抜けた攻撃センスを発揮し、チームの柱に成長。リバプールは米MLSのLAギャラクシーにシーズン終了後に移籍するMFスティーブン・ジェラードの代役として、週給400万ユーロ(約5億円)での獲得を画策している。
また同日のイギリス紙『タイムス』によると、リバプールは15年6月でマンチェスター・シティとの契約が満了になるイングランド代表MFジェームズ・ミルナー(29)をフリートランスファーで狙っており、数多くのオファーの中でポールポジションに位置しているという。
所属先のマンチェスター・シティは今季、セルヒオ・アグエロとエディン・ゼコの両FWエースが怪我で不在。そのため、ミルナーが彼らに代わって最前線に入り、不慣れなポジションながら持ち前のユーティリティーさでチームを救ってきた。
クラブは20節終了時点で首位チェルシーと勝ち点46で並び2位につけるも、同選手はここでの扱いに不満を感じているようで、移籍を前向きに検討しているという。
クラブの象徴だったジェラードとの別れは半年後に迫っている。若手天才司令塔か?母国のハードファイターか?精神的支柱を失う危険性を考えれば、W獲りもありえるかもしれない。
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