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2連敗スタートの2015年。レアル監督「危機と呼ぶのは大袈裟」

text by 編集部 photo by Getty Images

2連敗スタートの2015年。レアル監督「危機と呼ぶのは大袈裟」
カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 コパ・デル・レイ(国王杯)のベスト16・1stレグが現地時間7日に行われ、レアル・マドリーはアウェイでアトレティコ・マドリーと対戦して0-2で敗れた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、記者会見でチームの試合内容について言及した。

「PKになるまではコントロールできていた。終盤は確かに良くなかったし、決定力も不足していた」

 アンチェロッティ監督は今回、攻撃が得意ではないアルベロアを選んだ。右サイドに深さが足りなかったかと聞かれた際、同監督は「深さは全体的に足りなかった。横パスのプレーが多過ぎたかもしれない」と自己批判し、「アトレテ ィコはとても良い守りで団結している。解決策を見つけるのは困難だ」と、シメオネ監督が率いるチームを絶賛した。

 2連敗で2015年が始まったが、「危機と呼ぶのは大袈裟」と冷静さを保った。また「もちろん満足もしていない。負けたからなるべく早く勝たねばならない」と意気込んだ。

 2点ビハインドではあるが、逆転が不可能なわけでもない。アンチェロッティ監督はベスト8進出を捨てたわけではないと述べるも「可能性は少ないが、最大限に戦って見せる」と、ややネガティブな面も見せた。

 また、クリスティアーノ・ロナウドがベンチからスタートしたことに関しては「疲れていた」と説明した。

【了】

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