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ヤクブ・キヴィオル、出場機会は少ないが…

　アーセナルに所属する24歳のポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルが、再び今冬の売却候補に浮上している。10クラブから注目を集めており、すでに3クラブがアプローチしているようだ。かなりの数のオファーを受ける予定だと、英メディア『ハードタックル』が報じている。

　キヴィオルは2023年1月にスペツィア・カルチョからアーセナルへ完全移籍すると、シーズン終盤に向けて徐々に出場時間をのばした。センターバックの選手ではあるが、怪我人が多発した左サイドバックで起用される回数を増やしている。今夏にボローニャからイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリが加入すると、今度は左サイドバックではなくセンターバックでプレーする機会が上昇。スタメンを勝ち取ることは出来ていないが、それでも重要なバックアップとして活躍している。

　同メディアによると、ユベントス、ミラン、インテル、ナポリ、アタランタ、フィオレンティーナ、ボローニャ、セビージャ、ビジャレアル、マルセイユといったクラブがキヴィオルに関心を示しているという。そのうちのミラン、ナポリ、セビージャは獲得へ向けた第一歩を踏み出しており、獲得可能かどうかアーセナルに問い合わせているようだ。移籍金は4000万ユーロから4500万ユーロ（約64億円から約72億円）程度になる見込み。同メディアは「アーセナルは完全移籍で売却することを望んでいるが、キヴィオルに興味を持っているクラブの大半は、まずレンタルで契約したいと考えている」と報じている。