吉田麻也【写真:Getty Images】
日本代表は8日、オーストラリア東部セスノックでアジア杯事前合宿を行った。
DF吉田麻也にとっては2度目のアジア杯となるが、前回大会については「自分のことでいっぱいっぱいで、あんまり覚えていない」と振り返る。それでも激闘の記憶は残っているようで、「しんどかったなというのは覚えてますけど、それは今大会も一緒だと思います」と語った。
暑い気候の中の試合となるが、そのような状況でやるべきことについては「とにかくボールを回して相手を走らせる。ミスを少なくして、ムダに走る量を減らすこと」と説明する。ただ、アジアは一筋縄では行かないことも承知している。
「もちろん、そうできない時も出てくるし、後ろがしっかり踏んばらなきゃいけない時も出てくると思う。理想を持ちながらも現実的に戦っていかなきゃいけないのかなと。覚悟をしっかり持っておかないと、そういう状況に陥った時にまた苦しくなる」と、気を引き締めた。
最近はクロスに合わせる練習を多く行っているが「攻撃のパターンが多ければ多いほどいい」と歓迎する。またDFとしてはクロスにピンポイントで合わせられるのはやはり脅威のようだ。
「もちろん背が高くても嫌だし、オカちゃん(岡崎慎司)みたいに入り方がうまい選手、タイミングがいい選手だとやりづらい」と、日本屈指のストライカーを引き合いに出して述べた。
【了】
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