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STVVは首位相手にドロー
ジュピラー・プロリーグ第16節、シント=トロイデンVV(STVV)対KRCヘンクが1日に行われ、2-2のドローに終わっている。この試合では、ヘンクの2点目にハンドがあったのではないかと物議を醸している。このシーンについてSTVVのサッカー日本代表MF藤田譲瑠チマが言及した。ベルギーメディア『HBVL』が、報じている。
日本人4人が先発に名を連ねた12位STVVは、ホームで首位ヘンクと対戦。26分に先制を許したが、66分と77分にアドリアーノ・ベルタッチーニが立て続けにゴールを奪い、逆転に成功する。
そして迎えた後半アディショナルタイム、問題のシーンが起こる。ヘンクは右からのCKのチャンスを得ると、トル・アロコダレが頭で合わせる。このこぼれ球をイブラヒマ・ソリー・バングラがゴール前で反応し、そのままボールがゴールに吸い込まれた。バングラが手を使ってゴールが決まったようにも見えたが、VARの介入もハンドはなし。最終的には小久保のオウンゴールとなった。このゴールで同点に追いつかれたSTVVは、首位相手への金星を逃した。
中盤で存在感を放ち、フル出場を果たした藤田は、「2-2というのは、僕たちにとって残念な結果」と切り出し「(前節アウェイで0-7の大敗を喫した)クラブ・ブルッヘとの試合の後、僕たちは修正することができた。リーグ最高のチームの一つに対して、自分たちがどれほどの力を持っているかをサポーターに示すことができたと思う。これをベースにして成長していかなければいけない」と試合を振り返った。
物議を醸している2失点目については「審判がハンドを認めなかったのなら、それはそれで受け入れなければならない。僕たちは、まず自分たちを見つめなおす必要がある。6、7回チャンスがあったのに活かせなかった。それが次の試合への教訓になるはず」と語っている。12位のSTVVの次戦は4日、ベルギーカップのベスト16でサークル・ブルッヘと対戦する。