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アンチェロッティは何を語る…
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、ラ・リーガ第15節ヘタフェ戦の試合前記者会見に出席し、チームの現状について語った。今季の不調を名将はどう見るのか。コメントの内容を、スペインメディア『Relevo』が現地時間30日に伝えた。
バルセロナとミランに敗れ、直近のリバプールとの一戦でも2-0の完敗を喫したRマドリード。CL優勝を達成した昨季の強さを取り戻せずにいるが、アンチェロッティ監督は、「私のキャリアの中で、簡単だった年は1年だけしかない。すべてが完璧に進み、ダイナミズムが非常に良かった去年のような年を除けば、全てのシーズンに解決しなければならない問題がある」と、不調を落ち着いて受け止めている様子。さらに、「私はエムバペと同じだ。常に自分の最高のバージョンでありたいが、これまでの成績は、それができていないと示している。だから満足はしていない。けど、ただ気にしているだけだ。修正できると確信しているよ」と、独特の言い回しで復調への自信を覗かせた。
そのFWキリアン・エムバペについては、「彼の問題は、我々全員が抱えている問題だ。その問題とは、チームに継続性がないことであり、我々はそれを改善しようとしている。エムバペが持っている考えは、我々全員と同じなんだ。決して個人の問題ではない。彼は適応している。すでに8点も決めている。攻撃に参加している。そして、彼はもっといいプレーができるし、我々全員がより良いプレーができるはずだ」と、彼自身の不調の原因も集団的なものだと主張した。
そして最後に、「チームのダイナミズムは大きく変わった。リバプール戦ではもっといいプレーができたかもしれないが、多くの選手を欠いた状態で臨んだのだ。今、耐え忍ぶことは正しいことなのだ」と、負傷者の多さを嘆きつつ、忍耐の時を過ごしていることを明かした。果たして、世界屈指のタレント集団が強さを取り戻すのは、いつになるのだろうか。
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