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【写真：Getty Images】

チェルシーがまた若き才能を獲得か…

　チェルシーは、レッチェに所属するDFパトリック・ドルグに強い関心を示しているようだ。若き才能が集まる“ブルーズ”に、今度はイタリアの地から新戦力が加わることになるのだろうか。イギリスメディア『CaughtOffside』が現地時間29日に報じた。

　ドルグはデンマーク代表の20歳。左利きで、左のサイドバックを主戦場とするが、右サイドバックや右ウイングなどにも対応可能だ。今季はここまで主力として活躍を続け、リーグ戦で3ゴールを挙げている。同メディアは、「情報筋によれば、チェルシーだけではなく、クリスタル・パレス、トッテナム、ナポリ、そしてユベントスが、ドルグの移籍に関する最新情報を入手したいと希望しているという。チェルシーは、最近スター選手よりも若い才能を求めているようだが、ドルグはまさしくそのカテゴリーに当てはまる。しかし、レッチェとの長期契約があるため、移籍金は5000万ポンド（約95億円）程度になるだろう」と報じている。

　しかし、スカッドが肥大化するチェルシーで定位置を確保することは易しいことではない。そのためなのか、同メディアは「情報筋によると、選手の代理人は、ドルグが当分の間セリエAに残ることを希望しているようだ」と、イングランドへの移籍報道をけん制している。果たして20歳のユーティリティプレーヤーの大きな未来は、どこにあるのだろうか。