パスを出さなかったイカルディ(左)に対して激怒するオスバルド(右)【写真:Getty Images】
7日に開催されたイタリアダービー、ユベントス対インテルの一戦で、オスバルドがパスを出さないイカルディに激怒し、一触即発となるシーンが見られた。7日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のウェブサイトが報じている。
86分、エルナネスに代わってオスバルドが出場。その直後、残りわずかな時間帯にカウンターのチャンスで攻め上がったイカルディだったが、フリーで走っていたオスバルドにパスを出さず。一人よがりなプレーをしたイカルディに対して、オスバルドが激怒した。
オスバルドの強い口調にイカルディも応酬。チームメイト同士でのいざこざに、グアリンがあわてて仲裁に入りその場をおさめたが、オスバルドの怒りは収まらず。「プレーの仕方もわからないヤツに指示しないのか」とマンチーニ監督にも不満をぶちまけた。
試合後、イカルディは「勝ち点2を取り損ねた。勝てるはずのチャンスをものにできなかった」と語り、口論となったオスバルドについては「ピッチでは起こり得ること。俺が悪かった。ただ、スペースがあったから自分でいけると思ったんだ」と反省の弁を述べた。
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