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竹内涼がJ1昇格へ自信

　2024J1昇格プレーオフ（PO）が12月1日から開催される。準決勝でモンテディオ山形（J2のレギュラーシーズン4位）と対戦するファジアーノ岡山（同5位）の木山隆之監督と竹内涼が会見に出席した。5位で今季のJ2を終えた岡山は、山形に勝利して決勝に進出することができるか。

　木山監督は対戦相手の山形について「常に攻撃的な選手が揃った、戦術的にも洗練されたボール保持、攻撃、守備の組織力、本当に整ったチームなんじゃないかなという印象を持っています」とコメントした。

　2022年のJ1参入POでも両者は対戦しており、同シーズンで3位だった岡山は同6位の山形に0-3で敗戦し、J1昇格を逃している。また、今季のJ2で岡山は山形にアウェイで2-2、ホームで1-1といずれもドロー決着。今回はアウェイで戦うことになるが、木山監督は「アウェイでの我々は勝利しか進めないレギュレーションの中で戦います。勝利をもぎ取るために最も大切なのは自分たちの得意なプレーをしっかり長い時間集中して出し切ることができるかどうかが大切なポイント」と話した。

　2017〜2019年まで山形で指揮を執っていた木山監督にとって古巣との対戦となるが、「本当に監督として非常に大切に扱っていただいた思いもありますし、当然勝負の世界、どちらかが次のラウンドに進む。しっかりいい試合ができるよう、山形のファンにも岡山のサッカーが見せられるように、全力で向かっていきたい」と意気込んだ。

　一方、同じく会見に出席した竹内は「今年岡山に来て、まずは本当に岡山の街のみなさんが熱いし暖かい。それは試合のときも普段もプライベートの時も感じていて、そういうサポーターがいるクラブでプレーできることに感謝していますし、そういうサポーターをJ1に連れていきたいという思いが日に日に強くなっていったので、そういうサポーターと一緒にJ1に上がりたい」と感謝の意を示しつつ、J1昇格への想いも明かした。

　また、レギュラーシーズンを終えてからPOまでの期間については「練習は僕たちファジアーノ岡山らしく、1年間、毎日毎日、選手同士は競争してきたつもりですし、激しさも熱さも、1日1日積み上げてきた自信もありますし、それによって結果が出てきたこともあるので、そこは変わらずPOでも競争は自分たち1人1人、出て活躍したい、J1に連れていきたいという気持ちを出した練習ができているので、そういう3週間になっていると思います」とコメントし、準備はできているようだ。

　決勝進出をかけた山形とのアウェイ戦となるが、岡山は勝利を収めることができるか。