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モンテディオ山形の渡邉晋監督、PO準決勝で引き分けは「全く考えていません」。南秀仁は9連勝で「今年が1番良いと自信

text by 編集部 photo by Getty Images

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モンテディオ山形の渡邉晋監督と南秀仁
【写真:Getty Images】

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 2024J1昇格プレーオフ(PO)が12月1日から開催される。準決勝でファジアーノ岡山(J2のレギュラーシーズン5位)と対戦するモンテディオ山形(同4位)の渡邉晋監督と南秀仁が会見に出席した。山形はレギュラーシーズンで9連勝を収めPOへ臨むが、両者は試合前に何を語ったのか。

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 渡邉監督は準決勝前のチームの雰囲気について「落ち着いた空気感もありますし、スタッフ、サポーターも含めた山形が1つになっている空気感があります。過去と比較するのは難しいですけど、我々の中でもいい状態にあるのは間違いないと思います」と明かした。

 また、対戦相手については「岡山さんは攻守において矢印を明確に前にぶつけてくる中で、高い位置からプレスも強力ですし、手堅さ、守備の堅さには定評があるチームだなという印象は受けています」と話している。

 レギュラーシーズンで4位に入り、この準決勝はホームで戦うことができ、さらに引き分け以上で決勝へ進出できるが、「引き分けでも上に行けますが、全く考えていません。目の前の試合に勝つことだけに集中して9つリーグ戦で勝った先にこの2試合がある。この延長に過ぎないので、これまで同様、目の前の試合に勝つことだけ考えている」と油断はしていない。

 また、山形は9連勝でPO進出となったが、南は「雰囲気はすごく良いと思います。ピッチの中でも外でも要求し合いますし、外でも仲良くやっていますし、何回か出ていますけど今年が1番良いと思います」と自信を示している。

 南にとってPOは初めてではない。その緊張感を知る同選手は「2年前のことは関係ないと思うので、今年自分たちが開幕当初からやってきたこと、ラスト2試合披露する場だと思うので、自分たちが理想とするサッカーをできればいいなと思います」と冷静だ。

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