海外日本人選手 最新ニュース
フジテレビ『すぽると!』の人気コーナー『マンデーフットボール』にかつて出演していた風間八宏氏が、TVer独占配信『マンデーフットボール』に出演。それを聞きつけたフットボールチャンネル編集部は、収録直後の風間氏に直撃していろいろな質問をぶつけてみた。(取材・文:加藤健一)
日本代表は「戦術眼がどんどん高くなっている」
――久々の出演となった『マンデーフットボール』では、これまでと同じように欧州サッカーを取り上げていましたが、ここでは先日行われたFIFAワールドカップ26アジア最終予選の日本代表についてお話していただきたいです。5勝1分という素晴らしい成績で首位を快走しています。好調の要因はどこにあると見ていますか?
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「1つの要因は、日本代表選手たちの戦術眼がどんどん高くなっている。これまでは“合わせていく”作業が日本代表で一番大変なところだったと思うけど、それを森保(一)監督をはじめ、みんなでうまくできている」
「それと、とにかくメンバーが揃っている。今は交代枠が5人あるけど、普通は同じレベルの選手を入れ替えることは難しい。でも、日本代表はすごく高いレベルで、その5人を入れ替えられるから、相手は嫌だよね。しかも、(途中から)出てきた選手が必ず点を入れたり、活躍するでしょ」
――確かに、最終予選だけで見ても、伊東純也選手、小川航基選手ら多くの選手が途中出場からゴールを決めています。先日のインドネシア代表戦でも菅原由勢選手がそうでしたね。
「少し怪我人がいても戦える。そういう意味で非常にいい状態じゃないかと思いますね。これまではなかなか全ポジションに質の高い選手が揃うことは少なかったから」
――ただ、質の高い選手たちが日本代表という短い活動期間の中で合わせていく作業は難しいのではないでしょうか?
「すごく話はしているんだと思う。それぞれがプレーしているチームに戦術、戦略があると思うけど、合わせることも日本の選手は慣れている」
――そのベースがあるからこそ、交代選手が活躍できるのでしょうか?
「たとえば堂安律と三笘薫がいて、堂安の代わりに久保建英を入れたとします。チーム全体の枠組みは変わらない。でも、個性が違うからサッカーの質は変わる。伊東純也も、中村敬斗も、いろんな武器があるから、選手交代はその武器を組み替える方法ということになる。先発した選手が疲れているから、ダメだから替えるんじゃなくて、もう1個パワーアップしようとして交代選手を入れられる。だから強いんだよね」