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見られるのはあと少し…。引退間近の大物Jリーガー5人。寂しい…。日本サッカー界を牽引してきたレジェンドたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2024シーズンの明治安田Jリーグの終幕が近づいている。シーズン終盤は、今季限りで現役引退を決断したベテラン選手たちの存在にスポットライトが当たる時期だ。残り試合数は少ないが、彼らの最後の勇姿を目に焼き付けなければならない。そこで今回は、今季限りでスパイクを脱ぐJリーガーを紹介する。

※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。対象は11月25日時点で、未消化試合があるクラブに所属する日本人選手に限る。

DF:山下達也

山下達也
【写真:Getty Images】

生年月日:1987年11月7日(37歳)
所属クラブ:セレッソ大阪
今季リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト

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 セレッソ大阪を引っ張ってきたキャプテンが、今シーズン限りでスパイクを脱ぐ。

 山下達也は2006年にC大阪に加入し、2010シーズンまで同クラブに在籍したが、出場機会の確保に苦しみ、2011年には北海道コンサドーレ札幌に完全移籍。札幌にJ1昇格という置き土産を残して、翌2012年にC大阪へ復帰した。

 その後、2019年に柏レイソルへの完全移籍を決断し、3シーズン在籍。2022年に再び古巣であるC大阪に復帰を果たした。

 紆余曲折はあったとは言え、山下はプロ生活の大半をC大阪で過ごしている。ここまでキャリア通算で公式戦363試合に出場しているが、そのうちの297試合がC大阪での記録だ。

 C大阪では2017年に天皇杯とYBCルヴァンカップの優勝、翌年にはFUJI XEROX SUPER CUP優勝に貢献している。柏時代にはJ2優勝も経験した。

 そんな山下は、今季終了をもって現役を退くことを決断した。11月にはクラブ公式サイトを通じてコメントを発表し、残りの試合については「本気で燃え尽きたいと思います」と強い覚悟を滲ませていた。

 C大阪の2024シーズンはあとリーグ戦2試合で終了であり、山下のプレーを観られる時間は残りわずかだ。ベテランDFの闘志あふれるプレーをサポーターは忘れないだろう。
 

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