ゴールを決めたサンソーネ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAの14-15シーズン第17節が行われ、ACミランはホームでサッスオーロと対戦した。
ミランはここまでチームを牽引してきた本田圭佑がアジアカップ参加のため不在。前線の3枚はメネズ、エル・シャーラウィ、そしてボナベントゥーラが名を連ねた。
またフェルナンド・トーレスとのトレードでアトレティコ・マドリーから加入したチェルチは、ベンチスタートとなった。
9分、右サイドからボナベントゥーラが仕掛けてグラウンダーのクロスを送る。エル・シャーラウィが走り込み、こぼれたところをポーリが押し込んでミランが先制した。
しかし28分、サッスオーロが同点に追いつく。ベラルディがディフェンスラインの裏に浮き球を送ると、走り込んだサンソーネが胸トラップから流し込んだ。先制後、ミスが続いていたミランはこの時も不用意なボールロストからカウンターを浴び、二次攻撃から失点した。
33分には、今度はベラルディが裏へ抜け出してシュートを放つ。これは枠を外れたが、彼がミランの脅威となっている。
後半はどちらも決め手を欠き、スコアが動かないまま時間が進む。
すると65分、ミランはエッシェンに代えて注目のチェルチを投入。直後には裏への飛び出しで見せ場を作った。
しかし68分、サッスオーロはベラルディのライナー性のCKをザザが左足ボレーで合わせて逆転に成功した。
ミランはチェルチやパッツィーニなど途中出場の選手がゴールへ迫るも決めきれない。結局そのまま試合は終了し、ミランは1-2の逆転負けを喫した。
【了】