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リバプールは遠藤航の売却を急がず?
リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、冬の移籍市場で売却される候補の一人として浮上している。しかし、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディなど主要ターゲットを獲得できない場合は、遠藤はリバプールに残ることになるとの見解を英メディア『ワンフットボール』が示した。
遠藤は昨季、ユルゲン・クロップ前監督のもとで多くの出場機会を得ていたが、リバプールの指揮官がアルネ・スロット監督に交代した今季は、リーグ戦でほとんど出場機会を得ていない。先発起用されたのはEFLカップのウェストハム・ユナイテッド戦とブライトン戦だけとなっている。今後も苦しい状況が予想されるため、冬の移籍市場でリバプールを退団する可能性が浮上していた。
ただ、遠藤がリバプールに残留するか売却されるかどうかは、冬の移籍市場で主要ターゲットの獲得に成功するかどうかに左右されるかもしれない。今夏の移籍市場を振り返り、同紙は「ズビメンディは獲得できなかったスターの一人であり、遠藤を維持するという反動的ニーズを生み出した。来年1月に猛烈な若手の交代が実現しない限り、この日本代表キャプテンが(夏まで)マージーサイドに残ることに、ほとんど問題ないと感じている」と報じた。
同メディアが考えるリバプールの主要ターゲットはスビメンディ、オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリード)、カルロス・バレバ(ブライトン)の3人で「これら3つの目標のいずれかが新年に獲得できれば、リバプールの現在の資産である遠藤の売却につながることになるが、再びトップ目標を達成できなかったら、重要な要素である遠藤はシーズンを通してマージーサイドに残ることになるだろう」との見解を示している。
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