柴崎岳【写真:Getty Images】
日本代表MF柴崎岳が6日、アジア杯が行われるオーストラリアに到着し、合宿に合流した。
柴崎は、12月29日からスタートした国内合宿に参加したものの、インフルエンザを発症したことで日本での待機を命じられていたが、回復したためにチームへ復帰した。
オーストラリア到着後に報道陣の取材に応じた柴崎は、4日遅れでのオーストラリア入りとなったことについて「しっかりとチームの雰囲気にマッチして、いい形で入れればいいかなと思う」とで遅れを取り戻す意欲を示した。
インフルエンザから回復して間もないため、コンディションが懸念されるが、「熱は下がったのはすぐだったので、動かせる範囲で徐々に部屋の中でもやれる範囲のことはやっていた」と待機中も体調を管理できていたことを強調。
「トレーナーとコンディショニングを調整しながらやっていけると思う」と現地の環境への適応に自信を見せた。
とはいえ、オーストラリアは日本とは逆の真夏のため、運動量にも影響が出る可能性はある。
それでも、「相手よりも走力で上回ることは非常に大事だと思う」とした上で「どういった類の運動量を出すかにもよる。高校サッカーではないので、何も考えずに走るというのはしなくてもいい」と“質より量”で走り勝つことの重要性を説いた。
そして、自身初となるA代表でのトーナメントに向けて「特別な思いはある。チームとして結果も内容もいいものにしていけるようにしたい」と優勝への思いをのぞかせ、「個人としてもいろんな経験を積みながら、やっていきたいと思う」と自らの成長も誓った。
【了】
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